光射さない扉

選んだ貴方だけ

【剣盾S26】騒嵐オーガサンダーエスバ【最終2088-7位】

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使用TN:be with you

成績:最終2088-7位

 

S26お疲れ様でした。今季は自己最高最終順位を更新、自身初の最終1桁を達成することが出来ました。これで一旦終わるルールですが、良かったら見ていってください。

 

【コンセプト】

・考慮外から一手で崩す

・流行している伝説に対し、しっかりと回答を用意する

 

【構築経緯】

 

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1.今季は今まで使用率の低かった伝説の考察が進むなどして、環境の伝説に偏りが少なかったため、特定の伝説に強いようなものを選択するのではなく、どんな相手とも戦える伝説を使用するべきだと考えた。その中で、高火力を出しつつダイマックスを切る選択肢を残せるカイオーガを伝説枠として採用した。カイオーガを使用する上で相性の良いサンダーも同時に採用。物理受けサンダーがザシアンにしか出せないと感じ、相手が受けを警戒して悠長な選択を取ってくることに気付いたため命の珠を持たせた。カイオーガ+サンダーを見て当然ラッキーが出てくることや、火力アップ無しでの潮吹きではダイマックスした相手を落としにくいのが気になったため、カイオーガには拘り眼鏡を持たせた。2体で荒らした後、ラス1で詰める際に1番勝てる範囲が広いと感じた気合いの襷エースバーンを採用し、以上の3体を構築の軸とした。

 

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2.全て初手ダイマックスで解決するのは難しいので、初手置きのしやすさや電気の一貫を切れることを評価しカバルドンを採用。型は欠伸連打で回復するのが偉く、ザシアン等の物理を受ける必要も無いのでより広い範囲を見れるHD食べ残しとした。

 

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3.ここまでで重いジガルデやムゲンダイナ、キュレムゼクロムといったドラゴン全般に強く、サンダーを出しにくい構築に対する2枚目のダイマックスとしてカイリューを採用。拘るとダイマックスしにくく、崩しとして安定しないのでダイマックスとの相性の良い弱点保険を持たせた。

 

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4.最後に、エースバーンを出しにくい際の詰めとして、多くの特殊伝説に出していけるタラプの実ミミッキュを採用し構築が完成した。

 

EX.2070くらいまでは拘り眼鏡→突撃チョッキカイオーガカバルドン→HBオボンの実ランドロスカイリュー→拘りスカーフガラルヒヒダルマを使用していた。

 

【個別紹介】

 

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カバルドン@食べ残し

特性:砂起こし

実数値:215(252)-132-147(68)-×-127(188+)-46

技構成:地震 ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし

 

◇C183命の珠イベルタルのダイアークで~216

◇A201命の珠イベルタルの威力130ダイアークで~207

◎最遅

 

地面枠。こちらの攻め駒を通すための起点作りとして採用したので、環境にいるほとんどの相手に居座って役割を果たすためにHD、最遅ラッキーに抜かれるためにこちらも最遅。受け寄りのサイクルへの崩しとして無難に活躍した。

 

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カイオーガ@拘り眼鏡

特性:雨降らし

実数値:175-×-110-222(252+)-161(4)-142(252)

技構成:潮吹き 熱湯 雷 冷凍ビーム

 

伝説枠。ラッキーによる受けを成立させないために拘り眼鏡での採用。後述するサンダーの電磁波から繰り出して上からダイマックスした相手を倒す動きや、ムゲンダイナによる上からの制圧を許さない点が強力。火傷で襷を貫通することを期待して、サブの水技は熱湯を採用。環境に拘り眼鏡であろうカイオーガをいくらか見かけたのでそれらを意識して準速。今季は様々な型を試しつつカイオーガを使い続けたが、他の型ではラッキーの処理が面倒過ぎるので、拘り眼鏡が結論だったと個人的には感じている。

 

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サンダー@命の珠

特性:静電気

実数値:165-×-106(4)-177(252)-110-167(252+)

技構成:ライジングボルト 暴風 熱風 電磁波

 

構築の軸。カイオーガ軸のサンダーは物理受けで採用されることが多いため、突然ダイマックスして悠長な動きをした相手を潰し、裏にダイマックスによる対応を強要しつつ電磁波で後続のサポートをする動きが読まれにくかった。そのため、雑に投げてダイジェットを押すだけで試合が終わることも多く、最も勝ちに貢献してくれた。ミラーで同速勝負を制さなければいけない場面が多いことや、イベルタルやウーラオスを抜くことが重要なので最速。

 

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カイリュー@弱点保険

特性:マルチスケイル

実数値:173(52)-203(244+)-116(4)-×-121(4)-126(204)

技構成:スケイルショット ダブルウイング 炎のパンチ 竜の舞

 

◇A222ザシアンのA+1じゃれつくマルチスケイル込みで~172 

◎S+1で最速エースバーン抜き(遅いムゲンダイナ意識)

 

補完枠。サンダーが出しにくくカイオーガも通りにくいムゲンダイナ等を破壊してもらう。入れてから竜伝説にほぼ全部こいつを通して勝ったので、もっと早く採用すべきだったと後悔。竜技は拘らないためにスケイルショットを採用。弱点保険が警戒されにくく、Aを下げるためのダイドラグーンを餌にして全抜きしていけるのが強力。

 

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エースバーン@気合いの襷 *キョダイマックス個体

特性:リベロ

実数値:155-184(252+)-95-×-96(4)-171(252)

技構成:火炎ボール 飛び膝蹴り ダストシュート 不意打ち

 

襷枠。多くの伝説に有効打を持ち、ストッパーとして無難に活躍してくれた。技が当たりさえすれば最強。ラッキーに対して外さなければ勝ちという場面でよく膝を割って散っていった。

 

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ミミッキュ@タラプの実

特性:化けの皮

実数値:143(100)-154(236+)-102(12)-×-126(4)-136(156)

技構成:ゴーストダイブ 戯れ付く 影打ち 剣の舞

 

◇A156頑丈顎ウオノラゴンの先制エラ噛みで~259

◎ジガルデ意識のS

 

補完枠2。対応範囲が広く、主にイベルタルやジガルデに対し2体で選出が纏まった時の3体目として活躍。カイオーガやゼルネアスとの撃ち合いに強くなる、イベルタルのダイアークのDダウンを相殺するなどの理由でタラプの実を持たせた。

 

【構築の要点】

 

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・想定外の火力の押し付け

サンダーに対する物理受け前提の積み技、火力アップの無いカイオーガを想定したラッキーの後投げなどの甘えた択に高火力を押し付けることで、安定択だけで勝手に想定を崩していくことが出来た。相手はサンダーに対応するために無理矢理ダイマックスを切らなくてはならず、そこに電磁波を入れることでカイオーガを通していく動きがシンプルながら強力。

 

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・対面的な展開

初手サンダー後発カイオーガ詰めエースバーンを基本としているため、選出判断がしやすく常に高い出力が出せる。また、サンダーのダイマックスがバレにくい以上ダイマックスを有効に使いつつ相手に弱く使わせる動きが自然と取れたので、多くの場面で優勢を維持していくことが出来た。

 

【終わりに】

ようやくの1桁ですが、2100から溶かして戻しきれずに到達した順位なので、そこまで嬉しいと感じませんでした。特にゼルネラキヌオーを意識したにも関わらず、構築を変えてから2回当たって2回とも負けているのは論外なので、結果に驕らずもっと精進したい。