使用TN:Happy Nyan!
成績:最終2036-84位
今更ですがS18で使用した構築を記載しようと思います。S19はこの構築をベースにした構築を使う予定でしたが、気がついたらカバサンダーラオスウツロナット(⇆ゴリラ)ミミを使っていました。ミミッキュワンマンチームでした。
【構築経緯】
1.基本選出の確立
有利対面を取った際に蜻蛉返りやボルトチェンジから展開でき、エースバーンへの切り返し性能を評価してサンダー+連撃ウーラオスから構築を組み始めた。ドラパルトを初めとした霊の一貫を切り、対面操作から受けのサイクルを組み立てる軸となるポリゴン2を採用。カイリューやガブリアス、ランドロスなどの物理全般との撃ち合いを意識してHB寄りの調整とした。
2.サイクルの補完
次に電気の一貫を切りつつサンダーやボルトロス、ウーラオスに上から行動することでペースを握ることの出来るガブリアスを採用。水の一貫があるため、特に連撃ウーラオスを意識してドヒドイデを採用。最後に毒を無効化し、サンダーやポリゴン2といった特殊に受け出しつつサイクルを崩せるヒードランを採用して構築が完成した。
【個体紹介】
サンダー@オボンの実
特性:静電気
実数値:197(252)-×-121(124)-162(20)-112(12)-133(100)
技構成:ボルトチェンジ 暴風 怪電波 羽休め
◇A142ウオノラゴンの先制エラ噛みで~199
◇暴風で165-100ランドロスに102~、ダイジェットで127~
◎準速カイリュー抜き
構築の軸1。怪電波やボルトチェンジを絡めてサイクルの核として動かす。この4つの技を採用したサンダーが1番強いと感じて組み始めた。相手をする機会が多いエースバーン、ウーラオス、ウオノラゴン、ランドロス、カイリューを意識して調整した。Cに多く割いたことでカバルドンを暴風+水流連打で倒せたりランドロスに暴風から入ってダイジェットを撃つことで、ダイジェットのターンにダイマックスを切られても倒し切ることが出来る。
ウーラオス(連撃の型)@拘りスカーフ
特性:不可視の拳
実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
技構成:水流連打 インファイト 冷凍パンチ 蜻蛉返り
◎エースバーン等への乱数意識で特化
構築の軸2。蜻蛉返りでポリゴン2のダイマックスによる有利不利の反転を阻止したり、エースバーンに対してサンダーのボルトチェンジから出すことで上から縛るなど攻め・受け両方の組み立てを遂行することができる。サンダーとの補完も優れており、優秀な耐性から強引に岩や氷に繰り出すことでサイクルをこちらから回しに行けるのも強み。
ガブリアス@突撃チョッキ
特性:鮫肌
実数値:183-182(252)-115-×-106(4)-169(252)
技構成:スケイルショット 地震 岩雪崩 瓦割り
地面枠。サンダー+ウーラオスで重いウツロイド、ボルトロス、ジバコイル、ガラルファイヤーなどを意識し、相手のサンダーラオスの上から動けることで選択肢が増えると考えて採用した。しかしスカーフ冷凍パンチで処理されやすくウーラオスに強い地面かと言われると微妙で、サンダーに特別強いと言うほどでもない。
ポリゴン2@進化の奇石
特性:アナライズ
実数値:191(244)-90-148(196)-134(68)-115-72
技構成:破壊光線 冷凍ビーム イカサマ 自己再生
対面操作からの引き先その1。役割対象として、ガブリアス、ランドロス、ドラパルト、ウーラオス、エースバーン、ドサイドンなどを相手にするのであれば物理方面を硬くするべきだと考え、撃ち合い性能の上がる構成とした。サンダーやウーラオスにダイマックスを切ってもそこまで強くないので、構築の性質上このポケモンにダイマックスを切ることが多かった。
ヒードラン@食べ残し
特性:貰い火
実数値:193(212)-×-127(4)-152(12)-146(52)-126(228)
技構成:マグマストーム 大地の力 鬼火 挑発
◇C172ポリゴン2のC+1ダイアタック+ダイサンダーで~191
引き先その2。主にウーラオスでポリゴン2のダイマックスを誘発してからのクッション、受けサイクルへの崩し、カイリューに対してサンダーのボルトチェンジから半減で受けて鬼火を入れるなどの動きを意識して採用。重いクレセリアを相手にするためSに割いた。性能は申し分無いが技が当たらない。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
特性:再生力
実数値:157(252)-×-221(228)-73-166(28)-55
技構成:熱湯 毒々 自己再生 トーチカ
◇A142ミミッキュの命の珠ダイホロウで~160
引き先その3。水の一貫切り+受けの安定化、毒によるサイクル補助などを担う。火力の低いサンダーに居座れるのが強い。欠伸ループを切っていないので、ラグラージに毒を入れてから誤魔化すようにしていた。
【構築の要点】
・磐石なサイクルで数的有利を保つ
高速再生や優秀な数値、耐性を持つポケモンで固めることでどのような構築にも五分以上で戦える並びを目指した。これらのポケモンを並べると立ち回りを安定させやすくなるため、詰め筋をしっかりと作っていける。
・対面操作で有利対面を作り続ける
エースバーンの攻撃を受けつつボルトチェンジでウーラオスに繋いだり、蜻蛉返りでポリゴン2のダイマックスを誘発させつつ裏で受けるなど、受け+攻めをあらゆる方向から成立させて負荷を掛けていくことができる。
【終わりに】
順位に反してそこそこ自信のある並び、構築系統だったのでS19ではこの構築を煮詰めて更に上を目指そうとしていましたが、色々あって解散した結果全く振るわなかったこと、この構築系統が上位に居たため組み方は間違ってなかったはずだったことなどを考えると悔しいです。ユナイトの正式リリースがあるのでS20のやる気が出ないですが終盤はどうせやってるので勝ちたいです。